2.不動産と消費税(お役立ち情報)

消費税は課税事業者が行った国内取引に課税(税率10%)されます。
住宅・不動産関係では、住宅の建築・購入をはじめ不動産仲介報酬額、オフィスなどの賃料、ローン手数料などのほとんどが課税対象になります。ただし、「土地の売買」や「住宅用の家賃」等は非課税です。
また、中古住宅を個人(事業者を除く)から個人が購入した場合も非課税となります。

消費税の課税・非課税一覧

土地 購入・売却土地代非課税
仲介手数料課税
建物購入課税(一部、非課税)(※注)
建築課税
売却個人のマイホーム非課税
法人・個人事業者 課税
土地の賃貸料借地など非課税
1ヵ月未満の一時貸し課税
駐車場など課税
建物の賃貸料賃貸住宅など住宅用非課税
オフィスなど非住宅用課税
住宅ローン利息非課税
保証料非課税
団体信用生命保険料非課税
事務手数料、融資手数料課税
建築確認申請料非課税
司法書士・土地家屋調査士の報酬料課税
マンションの管理組合が徴収する管理費・修繕積立金非課税
賃貸借契約の終了に伴って返還される敷金・保証金など非課税

(注)中古住宅を個人から、個人(共に事業者を除く)が購入したときは、消費税の課税対象外となります。ただし、事業者が個人
          (事業者を除く)から購入した場合は、消費税が含まれているものと見なされます。