STEP6 購入申込み~売買契約の締結(売却)

購入希望者から「購入申込書」を受領し、価格や引渡し等の条件について調整を行います。売主様、買主様間で合意に至ったら、売買契約を交わします。

1. 購入希望のお客様からの申込み

購入希望者から受領した「購入申込書」をご覧いただき、ご売却の条件に合致するかどうかをご判断ください。

購入申込みにあたり確認する事項

■購入希望価格

購入希望者の方の資金計画にもとづき、希望する購入価格が提示されます。

■代金の支払い条件

下記項目について代金の支払い条件が記載されています。

  • 手付金:売買契約締結時に支払われるもので、売買価格の5~10%程度が一般的です。
  • 残代金:売買価格から手付金を差し引いた金額が記載されています。

 ■融資利用予定の有無

住宅ローン等の融資の有無が記載されています。

■契約・引渡し希望日

下記の日程について希望日が提示されます。

  • 契約締結希望日: 購入希望者の契約締結希望日が記載されています。
  • 決済希望日  : 購入希望者残代金支払いが可能な日です。通常は法務局や金融機関が営業
            している平日の午前中に設定します。
  • 引渡し希望日 : 一般的には、決済日と同じ日になります。

■その他の希望条件

購入にあたり、希望する条件が特にある場合、記載されます。

2. 契約条件の調整

契約条件の調整は下記のような流れで進めます。

3. 契約までの流れ

契約は下記のような流れで進めます。
契約にあたって必要な書類等がありますので、流れを理解して予め準備をしておきましょう。

契約の事前準備

■ご用意いただく書類・金銭等

  • 実印・印鑑証明書(共有の場合各々)
  • 登記済権利証・登記識別情報
  • 固定資産税等納税通知書
  • 本人確認書類(免許証・パスポート等)
  • 売買契約書貼付印紙、または印紙代
  • 仲介手数料(半金)

※印鑑証明書の有効期限は3ヶ月以内
※売買契約の締結に際し、ご本人(共有者含む)が出席出来ない場合ご本人(共有者)の委任状と
 印鑑証明書および代理人の印鑑・本人確認書類が必要となります。なお各必要書類については、
 随時担当者にご確認ください。

重要事項説明

  • 売買契約に先立ち、重要事項の説明を宅地建物取引士より受けます。
  • 重要事項とは、不動産売買にあたり不動産会社が売主様・買主様に説明しなければならない
    事項をいい、対象不動産の権利関係、法令上の制限、契約解除に関する事項、その他重要な
    事項などがあります。

注意!
重要事項の説明を受けて内容をよく理解しないまま契約し、トラブルになるケースもあります。必ず内容をよく理解してから契約に臨みましょう。

売買契約の締結

  • 売買契約書には、売買代金や売買対象面積、引渡し時期等が明記されます。
  • 契約時に物件の状態を確認する書類として、「設備表」と「物件状況等報告書」があります。売買物件に付帯する設備(キッチン、給湯器、エアコン、照明器具など)、売買契約時の物件の状況(雨漏りの有無など)を売主様から明確にします。
  • 買主様から売主様へ手付金が支払われます。
  • 不動産会社に対して仲介手数料(半金)を支払います。